2005-01-01から1年間の記事一覧

アニメ

知人がやっている京橋のギャラリーアーキペラゴで、ザグレブのアニメーションの上映会をやるそうだ。チェコアニメなどはここのところ大分ポピュラーになっているが、クロアチアのアニメとはどんなものだろう。たのしみだ! http://www.archi-pelago.net/ htt…

勘三郎

中村勘三郎襲名披露公演に行ってきた。 毛抜 口上 籠釣瓶花街酔醒かごつるべさとのえいざめ

勘九郎箱がやってきた!

待ちに待った「勘九郎箱」がやってきました。しばらくは夜眠れそうにありません。歌舞伎を観ながら眠りにつくと、夢の中まで歌舞伎になる!今日の夢では、三人吉三のお嬢吉三になって、道行く人の財布をくすねてしまいました。舞台をDVDで観ることに不信感を…

勘九郎箱

中村勘三郎襲名記念DVD「勘九郎箱」が発売された。私も早速インターネットで一番安い所を探し、3万2000円で購入した。4月1日発売だそうだが、まだ送られてこない。どうやらかなりの人気のようで、発送が間に合っていないようなのだ。それにしても、こ…

HIS GIRL FRIDAY・ハワードホークス

ハワード・ホークス監督作品「ヒズ・ガール・フライデー」を本屋で500円で買った。こんな名作を500円なんて、目を疑った。2000円でも買っていたのにな。仕事に恋に大慌てで、それが見事に会話のテンポにつながっている。台詞を覚えるのはさぞかし…

歌舞伎の知恵・山川静夫

山川静夫著「歌舞伎の知恵」を読んでいる。毎晩寝る前の楽しみだ。歌舞伎を観るようになって約3年。演目もだいぶ観覧した。この本を読むと、自分が歌舞伎を観て感動する理由がよくわかる。歌舞伎は、舞台装置、人物の配置、扮装、大道具や小道具の使い方、…

池田重子コレクション・日本のおしゃれ展

銀座松屋で池田重子さんのコレクション「日本のおしゃれ展」が行われている。改めて、着物を代表とする日本の装飾品の素晴らしさを実感した。今よりもよっぽど斬新で、鮮やで、遊び心に富んだ作品の数々。川久保伶さんや山本耀司さんが服にアシンメトリーを…

ファンタスティックス・宮本亜門

ニューヨークで観た亜門演出の舞台には満足できなかった私。今度は東京で宮本亜門演出「ファンタスティックス」を観た。ディズニーのような演出だった。人生とはこんな単純なものなのだろうか?

森山・新宿・荒木

東京オペラシティアートギャラリーで「森山 新宿 荒木」という写真展が行われている。森山大道と荒木経惟がそれぞれ新宿を撮影している。森山大道は、陰影のはっきりしたモノクロ写真中心。アラーキーはカラーで新宿の風俗街などを撮っている。共通して撮っ…

バルカン超特急*ヒッチコック

ヒッチコック監督作品「バルカン超特急」を見た。始まった瞬間から画面に釘付けで、最後まで一気に楽しめた。異国の地、大雪、列車、スパイ、消えた婦人、美女、脱出。ゾクゾクする要素が満載で、悪くなりようがない気もする。とはいえ、同じ条件でも「シベ…

文旦

文旦を初めて食べた。文旦とは高知の名産品で、冬の今頃が旬である。たまたま高知を訪れた私は、直径15センチくらいのまっ黄色な文旦が、ゴロゴロと道路脇に並べられているのを見つけた。だいたい一個が100円から200円程度。手にするとずっしりと重…

一期一会はどうなのか?

今日テレビで「フォレスト・ガンプ」を放送していた。映画館には観に行かないが、テレビでは楽しめた。しかし、いかんせん最後がいけない。主人公は、あらゆる欲求、あらゆる感情、さらには愛を表現するのにも大変な時間がかかり、それが逆に人生を好転させ…

アンリ・マティス

アンリ・マティスの「Blue Nude」を見ると、心が落ち着く。青と白しか存在しないこの絵。自分(青)と周り(白)は明らかに違うのだ。違うという点で、結局周りは同じである。自分の周りの様々な意見、中傷、賞賛、ついには自分がまとう衣装までが白く染まり…

This is New York*M.Sasek

60年代につくられた絵本、M.Sasek作「ジス イズ ニューヨーク」を買った。とっても可愛い絵で、最もエレガントなパークアヴェニューでもハーレムではこんな感じ、と風刺もきかせている。この本が出来て40年以上がたっているのに、描かれているタイムズス…

きみに読む物語*ニック・カサベテス

ジョン・カサヴェテスとジーナ・ローランズの息子、ニック・カサヴェテス監督作品「きみに読む物語」THE NOTEBOOKを見た。ジーナ・ローランズはSUPER!

野球の美学

青空と海に誘われて、沖縄に行ってみることにした。安易な気もするが、それが私。セテモア沖縄ではプロ野球8球団が春季キャンプを行っている。子供の頃、野球がいやになった。私の大好きだった「パーマン」の放送時間に、父親がいつも野球中継を見ていたか…

太平洋序曲*宮本亜門

ニューヨークで宮本亜門さん演出の「太平洋序曲」(pacific overtures)が閉幕した。日本人初めてのブロードウェイの舞台演出で、初日の12月2日は「スタジオ54」の約1000席は満員だったそう。私もニューヨークくんだりまで足を運び、観てきた。初日…

東京物語*小津安二郎

小津安二郎監督の「東京物語」を見た。こんなに映画で涙したのはいつぶりだろう?きっと前回「東京物語」を見たとき以来だ!ストーリーはもちろん、台詞を諳ずるほど何度も見ているのに、なんでこんなに涙してしまうのか。はっきり言って、涙する映画がいい…

諜報員*ボリス・バルネット

1947年、第二次世界大戦終了直後のソ連映画、ボリス・バルネット監督「諜報員」をアテネ・フランセで見てきました。諜報員とはスパイのことで、ロシアのスパイがドイツに潜入して任務を遂行するという、ソ連スパイアクション映画だった。007シリーズ…

アダム・クーパーと中村勘九郎

伝統を守りながら、進化を追求するというのは至難の業なのだ。現在東京五反田でイギリスのバレエダンサー、アダム・クーパーが「危険な関係」を公演している。会場には多くの女性が駆けつけていた。アダム・クーパーファンがたくさんいるようだが、席は3分…

幸福*メドヴェトキン

1934年のアレクサンドル・メドヴェトキン監督作品、ロシア(ソビエト)映画「幸福」を見ました。スターリンの独裁主義下の作品とは思えない、プロパガンダ映画というよりもコメディー映画のような作品。ロシアは、チャイコフスキー、トルストイ、ボルシ…

男性・女性*ゴダール

DVDでジャン=リュック・ゴダールの「男性・女性」を見た。ポールは世界の中心は愛だと答え、マドレーヌは自分だという。マドレーヌは妊娠が怖いというが、ポールは大丈夫だという。(結局、妊娠する)よくわからないところもたくさんあったけど、男性は夢見…

ベルヴィルランデブー

フランスのアニメ映画「ベルヴィル・ランデブー」を見ました。すばらしかった。音楽も映像も、見ているとドキドキワクワク。とはいえ、映画そのものはそんなに明るいものではなく、次から次へと現実とはほど遠いナンセンスが続きます。おばあさんは孫を助け…

新春浅草歌舞伎

私にとって新春恒例の浅草歌舞伎に行ってきました。若手中心の歌舞伎で、熟練した役者とは違った、若々しく丁寧な演技を観ると非常に爽やかな気持ちになるのです。今日が千秋楽で、最後には役者達の挨拶があるだろうと楽しみに向かいました。演目は、御所五…

日記始めました。