2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

諜報員*ボリス・バルネット

1947年、第二次世界大戦終了直後のソ連映画、ボリス・バルネット監督「諜報員」をアテネ・フランセで見てきました。諜報員とはスパイのことで、ロシアのスパイがドイツに潜入して任務を遂行するという、ソ連スパイアクション映画だった。007シリーズ…

アダム・クーパーと中村勘九郎

伝統を守りながら、進化を追求するというのは至難の業なのだ。現在東京五反田でイギリスのバレエダンサー、アダム・クーパーが「危険な関係」を公演している。会場には多くの女性が駆けつけていた。アダム・クーパーファンがたくさんいるようだが、席は3分…

幸福*メドヴェトキン

1934年のアレクサンドル・メドヴェトキン監督作品、ロシア(ソビエト)映画「幸福」を見ました。スターリンの独裁主義下の作品とは思えない、プロパガンダ映画というよりもコメディー映画のような作品。ロシアは、チャイコフスキー、トルストイ、ボルシ…

男性・女性*ゴダール

DVDでジャン=リュック・ゴダールの「男性・女性」を見た。ポールは世界の中心は愛だと答え、マドレーヌは自分だという。マドレーヌは妊娠が怖いというが、ポールは大丈夫だという。(結局、妊娠する)よくわからないところもたくさんあったけど、男性は夢見…

ベルヴィルランデブー

フランスのアニメ映画「ベルヴィル・ランデブー」を見ました。すばらしかった。音楽も映像も、見ているとドキドキワクワク。とはいえ、映画そのものはそんなに明るいものではなく、次から次へと現実とはほど遠いナンセンスが続きます。おばあさんは孫を助け…

新春浅草歌舞伎

私にとって新春恒例の浅草歌舞伎に行ってきました。若手中心の歌舞伎で、熟練した役者とは違った、若々しく丁寧な演技を観ると非常に爽やかな気持ちになるのです。今日が千秋楽で、最後には役者達の挨拶があるだろうと楽しみに向かいました。演目は、御所五…

日記始めました。